電動ファン [アルファロメオ]
33クンのエンジンは1.7リッターの水平対向、ボクサーエンジンです。
以外と水温が高く、常に80〜90℃といったところですが
真夏の渋滞では100℃以上に上がります。計器が正常か疑問はありますが。
今から10年前、1997年の夏、信号待ちで何気なく見た水温計
120℃近くまで針が上がり、コレはヤバイ事に•••
急いで車を停車し、ボンネットを開けると、な、なんと
ラジエターの電動ファンがロックし、モーターから煙が出ているではありませんか。
モーターが焼き付いたのですね。
自宅から遠く離れた場所、戻ってくるのも危険だったので
知人の紹介で近くの外車整備工場に入院し、
国産の後付タイプの電動ファンを取り付けてもらいました。
しかし形状上、ラジエター全体の2/3位しかカバーできず
2005年、より良い効率を考え、もう1機国産の後付けタイプの電動ファンを付けました。
http://www.billion-inc.co.jp/billion2006/Fan/FAN_index.html
これでラジエター全体をカバーできるようになり
水温も90℃前後でキープできるようになりました。
これも電気を食う原因のひとつでしたね。
なんといってもmade in japan。 [アルファロメオ]
退院しました。しかし今日も暑いです。
エンジン始動、一度アクセルをあおる(これは儀式です)
電圧計は14V付近を指示
エアコンをONしてみます。
しばらくすると、12Vまで落ちます。
エアコンON、ヘッドライトON、フォグランプONしてみます。
さすがに11Vくらいまで下がりますが、回転を上げれば電圧の復活が早いです。
これはけっこう感動のもです。今までとは全然違いますよ。
エアコンも風量が増し、冷え方も全然違うように感じるのは私だけでしょうか。
今回取り付けていただいたオルタネーター、リビルト品ですが
信頼度はお墨付きでしょう。なんたって国産品ですから。
だったら日本車乗れって、まぁそう言わないでください。
これで夏の渋滞も安心ドライブできそうです。感謝です。
只今、入院中 [アルファロメオ]
33くんの長年の持病がはたして完治するのか?
国産オルタネーター移植手術中
実は我が33くん、以前から電気関係に不安がありまして
特にエアコン使用時に電圧が著しく低下するのです。
走っていればさほど問題ないのですが、渋滞ともなれば、すぐに電圧が下がり
何時エンストするかヒヤヒヤものなのです。
一度エンストすると、すぐにはセルは回りません。バッテリー上がり状態です。
こんな症状を見かねた我が主治医の見解は
元々のオルタネーターの容量が45Aと少ないのでどうしようもないと。
国産のオルタネーターを移植しようという事なのです。
入院は車の電気屋さん、ちょっとお邪魔してお話を。
スバルレガシー用の70Aを移植したとの事。
ステーやスペーサーをオリジナルで加工して取付てありました。
最終的にプーリーのサイズを調整中との事。
退院までもう少しですか。
さよなら デリボーイ [自動車遍歴]
アルファの話ではありませんが。
8年間仕事のパートナーとして、私の相棒として活躍してくれた
愛車 トヨタ デリボーイ 502
H5年式 ガソリン コラムAT 1500cc
走行距離も17万キロを超え、ついに引退を決意しました。
お店のマスコットカーでしたが、ついにお別れします。
北は山形、南は愛知まで走りました。
使い勝手も良く、何と言っても愛嬌のある顔。
Nox.PM法という排ガス規制もあり、都内ではあまり見る事がなくなりました。
環境問題でエコカー、ハイブリットカーもいいですが
古き良き車を長く大切に使っていく事も決して悪い事ではないと私は思いますが。
所々凸凹のままですが。
今の商用車としての選択肢といえば、
トヨタハイエース、タウンエース
日産キャラバン=いすゞコモ
バネット=MAZDAボンゴ=三菱デリカ?
今の自動車メーカーさんもデリボーイの様な
こんな遊び心があり、個性的な車をまた作って欲しいものです。
ありがとう、そしてお疲れさま デリボーイ
お会いするのは初めてです。2600SZ [アルファロメオ]
今年の1月28日に開催されたJCCA主催のNewyear Meetingでの1枚です。
ずっと気になっていました。初めて見たこのアルファロメオのお名前。
昨日デジカメのデータを整理していて調べてみました。
2600SZ
2600をベースに、ザガート製のスペシャルボディを架装したクーペボディ。
デザイン:エルコーレ・スパーダ
大きく開けられたフロントグリルや、当時としては斬新な角形ヘッドランプが特徴的。
1965〜67年 105台 生産
(ALFAROMEO WORLD CAR GUIDE ネコ・パブリッシング)
またまた勉強になりました。
それにしても40年以上前の貴重な車なんですね。
それが日本にあるなんてこれまたスゴイ。
もっとよく見させてもらえばよかった。
これはアルフェッタ ALFETTA 様 [アルファロメオ]
いいねぇ〜
今年初はアルフェッタ様。
立ち寄ったホームセンターの駐車場で発見。
思わずパチリ、オーナー様 無断撮影ゴメンナサイ。
とてもきれいな状態、素敵だ〜。こういうの大好きです。
ところで、わたしの33くんは大きな病気もなく、とても元気ですよ。
近況報告しなければいけませんね。
下廻りはサビだらけ [アルファロメオ]
いつもの工場にショック交換をお願いした翌日、
時間をみてお邪魔したところ、すでに作業は終了していました。
まだリフトに乗っていたので、これはチャンスと
下廻りを見てみると、酷いサビだらけ。
サスも結構錆びていたとの事。
今回サスはそのままなので
とりあえず耐熱のスプレーを塗ってごまかす事にしたが
しかし何でこんなに錆びるんだろうか?
エキパイから触媒、中間パイプ全部サビが酷い。
いつ穴があくか心配である。
自分の車の下廻りを見る機会はあまりないので
マジマジと観察したが、サビには非常にショックを受けたのでした。
現在、車の保管は公営の地下駐車場なので、雨風、直射日光の心配はないのですが
その駐車場が河川の下に作られているため、梅雨時の湿気がすごいのです。
それも原因のひとつだろうか?
入院ついでにタイベル含め、各ベルトのチェックと
帰郷のために、スタットレスタイヤへの交換をお願いした。
2006/12/21作業
イタリアからの贈り物 [アルファロメオ]
10年以上たった車だけに、いつか足廻りのリフレッシュをと
考えていたのですが、ついに決心し、
イタリアのリジェネシーさんに相談し、部品をお願いしておりましたが、
ついに届きました。
ショック、サス含めて探していただいたのですが、
結局サスはどこにもないらしく、今回はショックのみのオーダーとなりました。
ショックはザックスのスーパーツーリングです。
もっと早い時期であればアイバッハのサスがあったらしいのですが
今となってはもう何処にもないそうです。
思ったときには既に遅し。いつもこんな感じです。
2006/12/19
マフラーの話 [アルファロメオ]
2000年を過ぎた頃からマフラー、特にタイコ部分の腐食が進み
排気漏れが酷くなっていました。
応急処置でパテをもったり、アルミテープ貼ったりしていましたが
ついにタイコから先が朽ち果ててしまったのです。
とりあえず、いつもの工場で溶接してもらい処置していたのですが
タイコは限界状態、その様子から交換を要していました。
当然純正品などすぐ手に入るわけもない。
そこで特注で作ってもらう事にしました。格好よく言えばワンオフ。
本当はステンレスでと行くところでしょうが、
予算の関係もあり、スチールでシンプルにお願いしました。
オリジナルの形状はタイコから先が外側に振ったものでしたが
ストレートで製作してもらいました。
お願いしたのは江東区にあるキタ・エンジニアリングさん
デルタ乗りには有名な工場です。装着はいつもの工場でお願いしました。
2003年の9月の事です。
ヌケも良くなった感じで、心配事がひとつ解決したのです。
欲というものは恐ろしいもので、いつの日かステンでカッコイイ、スポーツマフラーを
作ってもらおうなどと思っておりましたが、つい先日の事、
ラッキーな事に33 16v 用のマフラーが中古で手に入りました。
イタリアのCSC製でスチールですが、前からチョット狙っていました.
しかし、もう日本に入荷してこないらしく、諦めていました。
セダン用なので全長が短かいため、いつもの工場でエンドを延長してもらい
早速取付けてもらいました。
ん〜どうでしょう?ちょっとは迫力でたかなぁ。
音はちょっと変わった様な気がしますが・・・
実際マフラーの排気音って、自分が運転してるとあまりわからないものですよね。
12年目を迎えて [アルファロメオ]
このALFA33を購入して12年目を迎えてしまいました。
今更ですが、改めて思った事を書いてみたいと思います。
この車を今日まで維持してきたのはなぜなんだろう?
33が可愛くてしかたがないから。
欲しい車があっても、お金がなくて買えなかったから。
同じ様な変わった車を買って、苦労するのがわかっているから。
売りたくても、誰も買ってくれないから。
全部かなぁ。
そんな車なんですよね、33クンは。
チョット真面目に、
この車を維持するのに必要な条件として、
部品の調達と、いかに自分に合った主治医と出会うかにあったと思っています。
これは33に限らず、他の並行輸入車にもいえる事だと思いますが、
とにかく33は敬遠される車である事は確かです。
まず部品についてですが、
並行輸入車である性格上、部品の多くは日本国内にはありません。
(スッドや一部共通部品は別として)
不具合が出て故障しても部品がないため、すぐに修理できません。
必然的にイタリア本国とのルートを持った、
アルファ専門ショップに頼るしかないと思っていました。
事実私もそうしていました。
しかし製造年から時が経つにつれて、
部品調達に時間とコストがかかるためか、
ショップの対応も敬遠ぎみになり、非常に苦労しました。
部品待ちで何ヶ月なんて、よくある事でした。
最近では、インターネットという便利な道具を使える時代
その恩恵でもありますが、そんななか知ったのが、
先に書いたTAROCのページで見つけた RiGenesi ITALIAのサイトです。
http://www.rigenesi.it/
イタリア在住の日本人の方が窓口で、欲しい部品を探し、送ってくれるのです。
オーナーも以前33を所有されていたそうで、何とも力強い見方なのです。
ただ、製造から10年以上たった現在、33や75のパーツは
現地でも入手困難になっているとの事です。不安です。
主治医について、
購入して3年目、1998年10月の事、
原因不明のエンジン不始動。セルは回るが点火しない。
持っている知識で原因を探っても全然わからない。
当時お世話になっていたショップに相談するが、チョット冷たい対応。
「33はちょっとね、部品が入らないし・・・」完全にふられた感があった。
不動車として約3ヶ月、本当に車の処分も考えていました。
面倒を見てくれるところがなければ、手放すしかないと。
そんな時期、行きつけの居酒屋でいつも顔なじみだった中古車屋さんに
相談したところ、紹介してもらったのが現在の主治医です。
外車を得意とし、オールドからスーパーカーまで幅広く扱う工場です。
早速入院したのですが、しばらく原因が解らず、電気関係、配線等、コンピュータ
も疑ったのですが、結局リレーか何かをいじって復活したとの事。
実は詳しく聞いていませんでした。今となっては当人も覚えておりません。
こんなことから始まり、現在まで約8年間面倒を見ていただいております。
近所という事もあり、不具合を感じた時点で一度見てもらい、
交換部品を必要とするときは、パーツリストを片手に指示してもらっています。
余計な事はせず、必要に応じて対応してくれるし、良心的。
本当の意味で、今の自分に合った整備工場だと思っています。
まあそれぞれ好みがありますので、あえて工場の名前は書きませんが、
アルファロメオ チャレンジ レース参戦の車も製作、メンテしています。
上記両者の存在があってこその現在の33クンであると、心から思っております。
感謝しております。
この先いつまで一緒にいてくれるかわかりませんが、
こんなオーナーで良かったら、お付き合い願うしかありません。
もう壊れないでね、33クン。